脳貧血【のうひんけつ】 脳の血流が不足して起こる障害。 頭痛,あくび,冷汗,嘔吐(おうと),めまい,耳鳴り,意識消失などを呈する。 原因は急激な失血,心不全,精神感動,過度の運動,長時間の入浴,飢餓など。
脳貧血 どんな感じ?
これは「脳貧血」で起こる症状ですね。 倒れる前にはふらふらする、めまいがする、気分が悪い、顔色が悪くなるなどの症状が出てきます。 これは脳にいく血液の量が減ってしまい、脳が必要とする酸素が十分届かなくなった結果起きてくるのです。
脳貧血 いつ起こる?
起こりがちなのは、座った状態から立ち上がったとき、寝ている状態から急に起き上がったとき。 椅子に座りっぱなしになると、重力で脚に血液が滞りがちになり、脳に血液が十分に行き届かなくなり、一時的に脳内の酸素が不足して、めまい(立ちくらみ)が起こるのです。
立ちくらみがするのはなぜ?
寝ている状態から座る、座っているから立つなどの姿勢を大きく変えたときに血圧が急激に下がる状態です。 原因がはっきりしないものもありますが、脱水、貧血などが原因になったり、パーキンソン病や糖尿病、アルコールなどが原因になることがあります。
朝礼で倒れてしまうのはなぜ?
最も多いのは朝礼や満員電車などで長時間立っている場面。 人は長時間立っていると、血液が重力によって下半身に溜まっていく。 すると血液の循環を保つため、身体は心拍数を上げる。 体調が悪い時など迷走神経が過剰に反応し、心拍数を必要以上に下げることがあり失神してしまうことがある。