坂井先生によると、おなかが空いたときに「グー」と音が鳴るのは、空腹時に胃が強く収縮する『空腹期収縮』が起こるから。 ねじれるような胃の強い収縮が腸にも伝わり、空気や液体などの胃の内容物が十二指腸や小腸の方に次々と押し出されます。 このときの「胃のなかの、空気や液体の入っている状態により音が鳴る」のだそう。 27 июл. 2018 г.
お腹がすいてないのにお腹が鳴るのはなぜ?
空腹時には、胃から大腸まで、15~20分間持続するかなり強い収縮が断続的に発生します。 このときに腹鳴が誘発されます。 この強い腸収縮は空腹時収縮と呼ばれるもので、次の食事に備えて腸内を掃除し、腸内細菌の過剰増殖を防ぐ重要な収縮だと考えられています。 空腹時の腹鳴は、腸が活動している健康なサインといえます。
何か食べるとお腹が鳴る?
特に、大腸の中でガスが発生しやすい食べ物を食べた後に多く鳴ります。 代表的なものがパンなどの原材料である小麦。 「フルクタン」という糖質は、胃・十二指腸・小腸で消化吸収がほとんどされず大腸に到達するため、腸内細菌のエサとなりガスを発生させてしまいます。