花屋さんで「仏花」といえば、輪菊や小菊、リンドウなどを束ねていますが、それじゃなくても大丈夫です。 お供えの花は棘のある花や香りの強いものを避けるほうが良いとされていますが、基本的には何の決まりもなく、お好きな花を飾ってください。
仏壇の花は何がいい?
仏花として通年選ばれる花には、輪菊・小菊・カーネーション・百合などがあります。 年間を通して生産が比較的安定しており、香りも控えめなため、迷った時にはこれらの花を選ぶようにしましょう。
仏壇にあげてはいけない花は何ですか?
仏壇にタブーな花は、バラや彼岸花です。 バラは、棘のある姿が殺生を思い起こさせるため、殺生を避ける仏教にはふさわしくないとされています。 なお、彼岸花は毒のある花です。 毒を仏様にお供えすることになり、タブー視されています。
お供え なぜ花?
由来 花を仏壇に供えるようになった由来は、お釈迦様に関係しているとされています。 お釈迦様が前世で修業している最中に仏様に会い、お花を供えたという逸話があります。 この出来事がきっかけで、お墓や仏壇などに眠る仏様に向けてお花を供える習慣ができたと伝えられています。
お供えのお花 いつまで?
満中陰(四十九日)までに贈るお花 四十九日までは白仕上げのお花を贈るのが無難ですが、ご遺族を慰め、癒しの気持ちを表した淡いお色で仕上げたお花を贈られても大丈夫です。 故人が女性の場合は、白とピンクで仕上げたり、男性の場合は白と黄色で仕上げても上品な仕上がりになります。