毎日お酒を飲むと、肝臓に負担をかけてしまいます。 胃や腸といった消化管の粘膜も荒れてきます。 週に2日程度の休肝日を作り、肝臓を休ませましょう。
お酒を毎日飲み続けるとどうなる?
常習的に大量の飲酒を続けると、まず脂肪肝を起こす可能性があります。 脂肪肝の段階では自覚症状がなく、多くの場合は飲酒をやめれば肝臓の状態は良くなります。 しかし、飲酒を続け、アルコール性肝炎やアルコール肝線維症になると、発熱や腹痛の自覚症状が出てきます。
お酒を週に何回飲むか?
お酒は、時々飲む、もしくは週1-2回嗜む程度がいいようです。 と理想論をかかげる必要がありそうです。 週3-4回までは飲まない人とリスク変わらず大丈夫、毎日飲むと死亡リスク上昇の研究結果もあります。 アルコールに関して多数の研究ありますが、共通するのは、毎日の飲酒はさまざまな疾患のリスクを上げる点です。
お酒 週何日?
なぜ休肝日が必要なのか お酒を飲むと、肝臓には中性脂肪が蓄積されます。 胃や腸といった消化管の粘膜も荒れてきます。 これら臓器の修復のために、週に2日程度の休肝日を作ることが必要です。 この際に気をつけたいのが、週5日続けて飲酒して2日連続で休むのではなく、2~3日飲んで1日休む、という習慣をつくることです。
1日の飲酒量は?
飲酒は1日平均2ドリンク(=20g)以下節度ある適度な飲酒を守りましょう。 女性・高齢者は少なめに中年男性に比べて、女性や高齢者は飲酒量を控えることをおすすめします。 例えば1日350mLの缶ビール1本以下を目安としてみましょう。