まず、「悪酔い」は飲酒後2~6時間に現れます。 血中のアセトアルデヒド濃度が高くなりすぎれば、赤面、吐き気、頭痛、脈拍数上昇などの症状が現れるものです。 「二日酔い」は飲み過ぎた翌朝に起こり、アルコールを飲んだ8~14時間前後に頭痛、嘔吐、発汗などをともなう不快な症状が表れることをいいます。
お酒を飲むとなぜ吐くのか?
「アルコールは肝臓内でアセトアルデヒドに分解されます。 このアセトアルデヒドの値が高くなり過ぎると、肝臓が対処できなくなり、過剰なアルコールを排除するために吐き出させるのです」とリー医師。
お酒 頭痛くなる なぜ?
アルコール頭痛の原因 アルコールは体内で分解されると、「アセトアルデヒド」という物質になり、血管を拡張させ、神経を圧迫し炎症をおこし痛みを発生させます。 またアルコール頭痛には他にも痛みの原因が存在します。 広がった血管からは水分が漏れ出し、血管を取り巻く組織や脳にむくみが発生し、神経を圧迫し痛みを発生させるのです。
蒸留酒 悪酔い なぜ?
蒸留酒は、蒸留をすることで糖やアミノ酸などの栄養分がなくなり、アルコールのみが抽出されます。 一方で、醸造酒はアルコールとともに栄養分が残っています。 この栄養分がアルコールを分解する速度を遅らせるので、確かに醸造酒は蒸留酒よりも二日酔いしやすいのです。
アルコール 千鳥足 なぜ?
車にたとえるとアクセルとブレーキに当たりますが、アルコールは脳の中のアクセルを抑えてブレーキを働かせます。 そのため、アルコールを飲むと、眠くなったり、うまく歩けなくなって千鳥足になったり、記憶できなくなったりします。