肝臓でアルコールは、主に、ADH（アルコール脱水素酵素）の働きによって「アセトアルデヒド」という有害物質に分解され、さらにALDH（アルデヒド脱水素酵素）の働きによって無害な酢酸へと変化します。 アセトアルデヒドはお酒を飲んだときに顔が赤くなったり、動悸や吐き気、頭痛などの原因となる物質です。
お酒 何分で回る？
体重約60kgの成人男性で、1単位（ビール中びん1本、日本酒1合、焼酎0.6合）のアルコールが体内から消えるまでに約3～4時間かかります。 2単位では、約6～7時間、3単位では、約9～10時間、4単位では、約12～13時間かかります（これは、あくまで目安です。
お酒を飲むとどうなるのか？
長期にわたり大量の飲酒をすると、肝臓でアルコールが代謝される際に中性脂肪が蓄積し、脂肪肝や肝硬変などの肝臓障害が引き起こされます。 しかし、お酒が悪影響を及ぼす臓器は肝臓だけではありません。 糖尿病やすい炎などのすい臓の障害のほか、消化管、循環器系、脳、末梢神経障害など、全身の臓器におよび障害が現れます。
お酒の効用は？
「酒は百薬の長」といわれるとおり、飲酒にはストレスを発散させる効果や、血圧や悪玉コレステロールを低下させる効果、血行をよくして体を活性化する効果、そして食欲増進効果などいろいろな効果があります。
アルコール どのくらいで抜ける 計算？
アルコールが身体から抜ける時間の計算式 お酒が身体から抜ける時間を計算する方程式は、「純アルコール量（ｇ）÷（体重×0.1）＝アルコール処理に要する時間」となります。
