おくりびとの正式名称は「納棺師」 故人を棺に納めるために必要な処理を施すための、専門の職人を指しています。 故人の身体を清潔にしたり、必要に応じて修復作業を行ったり、衣服を着せたりしながら、ご遺体の状態を管理していきます。
納棺師はどんな仕事?
納棺師の主な仕事は、故人様のお体を棺に納めるためにご遺体を整え、旅立ちの衣装を着せて棺に納めることです。 湯灌師などとも呼ばれます。 映画「おくりびと」でその職業の存在が世間に広く知られることとなりました。 納棺師になるために特別な資格や学歴は必要ありません。
おくりびと納棺師木村の父は?
父は23歳の頃から納棺士™として活動する傍ら、現在の納棺の儀の様式や技法を構築し、現在まで約30,000体のご遺体を納棺してきております。 また、映画や舞台『おくりびと』で主演俳優に技術指導をおこないました。 私はそんな父に幼い頃から納棺士™としての技術を学び、大学在学中から実際に納棺の現場で働き始めました。
納棺師 どうやってなる?
納棺や湯灌を専門に行っている会社に就職すれば、確実に納棺師として働くことができます。 一般的には、まず半年程度、着付けや化粧の技術、葬儀・仏事についての知識を学んだ後、社内での実技試験に合格することで納棺師として現場に出ることができます。
納棺 何をする?
納棺の概要 納棺は、通夜の前までに故人のご遺体を清め、あの世への旅立ちに向けた支度を行い、副葬品といわれる死後の世界で過ごすための品や思い出の品とともに棺に納める儀式のことをいいます。 近親者や身近な方が亡くなってまもなく執り行われる葬儀の儀式です。 また納棺の儀式の内容は地域によってさまざまです。