一般的には、四十九日や年忌法要、お彼岸や祥月命日などの親族や関係者の集まりやすいときに合わせてお墓を建て、納骨式と開眼供養を同時に済ませることが多いようです。 また、遺される家族への負担を少なくするためと、自分で納得のゆくものをつくりたい気持ちから、現在は生前建墓という考えでお墓を建てる方も増えています。
お墓の準備 いつ?
仏壇、お墓の準備は四十九日までに行う必要があります。 なぜなら、四十九日法要の後、納骨、お墓参りを行うのが一般的な流れだから。 また、本位牌は四十九日法要で必要になります。 仏壇、お墓がない場合は新たに購入します。
お墓はいつまでに作るのか?
故人のためにお墓を建てる場合には四十九日までに建てるようにしましょう。 四十九日までにお墓を建てるとは言っても、お墓を建てる際には様々な準備が必要ですし費用もかかります。 スムーズにお墓が建てられるとは限らないため、自身の終活として生前に自分の墓を建てる寿陵(じゅりょう)という方法が注目されています。
墓石 何日?
墓石は、ご家族のオーダーに合わせてひとつ一つ造るため、2〜3ヵ月程度かかります。 もし、法要のタイミングに間に合わせたいなどの事情がある場合は、事前に石材店に相談しておきましょう。 一番早くお墓を建てる方法は、霊園に展示されているサンプル墓石を購入することです。
お墓参りの時間は?
迎える時は「早く帰ってきてほしい」という気持ちを表すため、午後3時~午後5時ぐらいにお墓参りへ行きます。 見送る時は「少しでも長くいてほしい」という気持ちを表すため、迎えた時より少し遅めの午後5時~午後7時ぐらいに、お墓参りをします。 夏なので日が長いですが、暗くなる前にお墓参りをしましょう。