また、嘔吐とは胃や腸の内容物を口から吐き出すことをいいます。 体内に入り込んだ異物や、毒性のあるものを体外に排出するための防御反応として起こる場合もありますが、急性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、腸閉塞症（イレウス）のほか、片頭痛やメニエール病、脳腫瘍などの病気が原因で起こる場合もあります。
人はなぜ嘔吐するのか？
嘔吐は胃や腸の内容物が食道を経て、口から吐き出される現象です。 通常は吐き気をともないます。 胃の中の異物や刺激物、毒物を吐き出す一種の防御反応ですが、消化器をはじめとする内臓や脳の病気など、さまざまな疾患が原因になり、生命に係わる危険信号になっていることもあります。
嘔吐しすぎるとどうなる？
まず、頻繁に嘔吐すると、胃酸の影響で歯の表面が溶けて痛みが生じたり、口腔内の炎症が多くなったりします。 また、胃酸や腸液が失われると、体内のカリウムが失われ、低カリウム血症になります。 これは、心臓に影響を与え、不整脈などが生じることも珍しくありません。
ゲロ 何科？
原因によって専門科目は分かれますが、まずは内科や消化器内科で相談するとよいでしょう。 また、吐き気・嘔吐は消化器以外の病気でも起こりうる症状です。 突然の発症で、頭痛や胸の痛みなどほかの症状を伴う場合には、脳卒中など急を要する病気である可能性があります。 このような場合は早急に医療機関を受診しましょう。
嘔吐 気持ち悪い 何科？
内科・消化器内科 胸部や腹部の不快感を伴う吐き気・嘔吐があるとき、頻度が高いのは消化器系の病気です。 胃腸炎、逆流性食道炎、虫垂炎、腸閉塞、腹膜炎、消化器のがんなどが疑われます。 内科・消化器内科を受診するとよいでしょう。
