姿勢は右を下にして横向きにし、全身の緊張をほぐすために膝を深く曲げたり、意識的にゆったりと腹式呼吸などをして、気分を楽にしましょう。 また、頭を冷やしたり、胃を安静にするためにおなかに氷のうなどを置いたり、軽く目を閉じたりして静かにしていましょう。
吐いた後 どうすればいい?
吐いた後は口をすすぐだけにして、最低2時間は少 量でも飲んだり食べたりさせないようにしましょう。 水分などをとってしまうと、嘔吐を誘発することが多く、更に 脱水が増強してしまいます。 ○吐いたときは、吐いたものが喉につまらないように、横を向か せましょう。
胃 左右どっち?
胃の形は左右対称ではなく、右向きに寝れば腸だけでなく食道にも食べ物が戻りやすくなってしまうからです。 食べ物と同時に胃酸が食道に流れ込み、食道に炎症を起こす危険性がでてきます。 左向きに寝れば胃のふくらみの部分に食べ物が収まるため、逆流性食道炎がおきにくくなります。
お腹いっぱい どっちを下?
胃袋はそら豆のような形をしており、口に入れた食べ物は食道を通って胃袋に到達。 消化されたあとは胃袋の右下にある出口を通り、十二指腸や腸へと流れる構造になっています。 つまり体を右側にして寝ると、胃から腸への移動がスムーズになるとされているんです。
逆流性食道炎 どっち向いて寝る?
逆流性食道炎の方は寝る際に左側を下にし、横向きで寝ると良いといわれています。 理由としては、左側を下にしたほうが下部食道括約筋への圧が低下するため、胃酸が逆流しにくいとされているからです。 ただし、体の作りには個人差があり、場合によっては効果がない可能性もある点は覚えておきましょう。