はっきりした原因はつかめていませんが、一説には排卵日から生理前に黄体ホルモンが増加することで起こるともいわれています。 その間にイライラ、頭痛、腹痛、むくみ、抑うつ症状、不眠などの症状がみられます。 特定の検査はありませんが、基礎体温や症状から判断します。
排卵日 不調 なぜ?
プロゲステロンの作用で体温は少しずつ上昇するため、排卵日に眠気や全身のだるさを感じる人も多いものです。 また、排卵日の頃に頭痛やめまい、吐き気、冷えの症状、肌荒れや便秘などの症状を感じる方もいます。 イライラや落ち込みといった精神的なつらさを抱えるケースもあります。
排卵日 むくみ なぜ?
排卵日を境に「お腹がぽっこり」とするのは、むくみが原因のケースが多いです。 これは「プロゲステロン」という女性ホルモンの作用によって、水分などが体に溜め込まれている状態です。 特に痛みを感じないのであれば、むくみの可能性が高いので心配いらないと考えられます。
排卵周期の体調は?
排卵後の卵胞が黄体に変化します。 この黄体からは黄体ホルモン(プロゲステロン)が多く分泌され、その作用で子宮内膜はより厚く、妊娠に適した状態になります。 胸のはりや痛み、便秘や肩こりなど不調などの不調に悩まされます。 眠気が増したり、逆に眠れないなどの症状が出ることもあります。
排卵日周辺の症状は?
排卵日からその前後1~2日、排卵痛という腹痛が起こることが知られています。 排卵痛は、卵子が卵巣から排出されるときに卵胞が破れ、卵胞液と血液が流れ出して腹膜を刺激することから起こるものです。 この排卵痛は、生理痛のように経験したことのある女性が多くなっており、ポピュラーな症状といえるでしょう。