生理中(月経開始2日目から5日目)に来院していただき、LH、FSHの採血をし、その周期の検査の計画を立てます。 最初は卵管の通過性、精液検査を行ないます。 排卵があり、卵管が両側とも通過性があり、精液検査に異常が無ければ、排卵日を正確に予測し、夫婦生活を持ってもらう事が第一歩になります。
排卵しているかどうかの検査?
超音波検査による卵胞の観察 超音波で卵胞を観察していくと、排卵に近づくにつれて卵胞がだんだん大きくなり、排卵とともに卵胞が消えてしまうのがわかります。 このように排卵前後に何回かの超音波検査をすることにより排卵の時期を知ることができ、また排卵を確認できます。 卵子は直径が0.1mm程度なので超音波では観察できません。
排卵しているか検査のタイミングは?
タイミング法 診察の流れ 月経周期10日目~12日目(排卵の2~3日前)に受診してください。 超音波検査(エコー検査)にて卵胞モニターを行います。 卵胞がどの程度まで発育しているかや、尿中の黄体形成ホルモン(LH)測定、頚管粘液検査などを検査することで、排卵日を予想します。
排卵の血液検査は?
黄体ホルモンの検査は、ホルモンの分泌がピークに達する排卵1週間後に採血しておこないます。 その他、不妊の原因になりがちな甲状腺の病気を見つける甲状腺ホルモンなど、1回の採血で複数のホルモンを測定することができます。 月経終了後から排卵日までのあいだに子宮卵管造影法をおこないます。
排卵したかどうか 産婦人科?
クリニックではどのようにして排卵日を特定するの? クリニックでは経腟超音波エコーを使って卵胞の成長具合を確認しながら、排卵日を予測します。 一般的に月経周期3日目の卵巣では直径2㎜~5㎜程度の卵胞が確認されます。 月経初日から数えて8日目には卵胞の大きさは10㎜になります。