排尿障害は術後半年頃までには回復が期待できるといわれていますが、長期間持続する場合もあります。 排尿障害がある場合は、腹圧で排尿を促すために腹筋訓練を行うことがあります。
排尿障害 術後何日?
術後の排尿障害が軽度である場合は、一時的に治療や対策が必要でも、一般的には手術後、半年程度で機能が回復してくることを説明する。
排尿障害 つづくとどうなる?
排尿困難が続くとおしっこが膀胱に残る(残尿と言いますが)ようになり、重症になりますと腎臓の機能が悪くなったり、残尿に細菌感染が起こり厄介な状態になりますので早めに病院に行きましょう。 また過度の飲酒、ある種の薬剤により尿が詰まる事が良くあります。
産褥期排尿困難いつまで?
尿意の鈍麻や排尿障害は、ほとんどの場合、出産から1カ月ほどで自然によくなります。 具合のよくない場合も、とりあえずは楽観的にみていてかまいません。 しかし、膀胱の知覚や尿を排尿する能力が低下すると、長期的には膀胱瘤といって腟の前側の壁がはみ出して来ることがあり(骨盤臓器脱の一型)、尿もれの発生につながることもあります。
子宮頸がん 排尿障害 なぜ?
婦人科がん術後の排尿障害は、子宮頸がんなどに行われる広汎子宮全摘出術後に起こります。 この術式は、がんが浸潤しやすい靭帯(基靭帯、直腸腟靭帯・膀胱子宮靭帯)まで広範囲に切除するため、膀胱や直腸の動きを調節している骨盤神経叢にダメージが加わり、排尿障害の原因となります。