日本におけるパイプ用のたばこは1934年(昭和9年)、初めて「桃山」が製造された。 パイプ愛好者の増加が見られなかったためブランドの種類は増えず、多くは1970年代に「飛鳥」に集約される形で姿を消した。 「桃山」は途中、モデルチェンジはあったものの、2021年現在も「飛鳥」とともに販売され続けている。
煙管 何時代?
江戸時代初期(17世紀中期)に描かれた遊楽図の一部分。 女性が手にするキセルの先端は湾曲しており、火皿も大きめだ。 時代が下るにつれ、人々は外出先でもたばこをたしなむようになります。 その結果、キセルは携帯しやすいサイズとして小型化され、主に20〜30cmの長さのものが好まれました。
タバコ いつごろから?
タバコの歴史は古く、7世紀の古代マヤ文明の人たちが吸ったのが最初だそうです。 15世紀の終わりに「アメリカ大陸」が発見されたとき、インディアンが吸っていたタバコをヨーロッパに持ち帰り、急速に広まったようです。 日本には16世紀半ばにポルトガル人が「鉄砲」とともに持ち込み、江戸時代には喫煙習慣が広まったそうです。
タバコ 何年前?
日本での喫煙習慣 たばこは1543年の鉄砲の伝来とともにポルトガル人によって伝えられたと言われている。 慶長(1596~1615)の初期にはたばこの栽培は指宿・出水また長崎付近で行われており、その後次第に各地へと栽培が広がっていった。
キセル いつ頃?
【キセル:煙管の誕生】 1612年、現在の徳島県において栽培され、葉タバコを細かく刻んだ日本オリジナルの「刻みタバコ」が登場します。 その刻みタバコを吸引するための道具としてキセルは誕生します。 日本をはじめ中国や朝鮮半島など、東アジアの国々に見られる喫煙具は、「きせる」という独特な様式をもっています。