A:いいえ、ジャイアントパンダは群れを作って暮らす動物ではありません。 発情期のほんの数日間以外は、オスもメスもひとりで過ごします。 ただ、メスが子どもを産むと母子は一緒にいて、子育ては母親だけで行います。 野生では、子どもは生後10~11か月で離乳し、1歳半ごろ母親の元を離れます。
パンダ 希少 なぜ?
パンダは森林伐採や密猟などの影響で、絶滅の危機におかれていて、IUCN(国際自然保護連合)が作成している「レッドリスト」 では、VU(危急種)となっています。 ただ、少し喜ばしいことには、さまざまな保護活動が功を奏し、野生の個体数は増加しているのです。
どうしてパンダが絶滅危惧種になったのか?
危機の原因は、やはり人が持ち込んだ、ブタ、ヤギ、ナメクジ、また他の植物による食害や生息域の減少です。 外来生物による影響は、特にハワイのように狭く限られた地域では大きく顕れ、固有種の絶滅を引き起こすことから、IUCNもこうした生物の他地域への持ち込み、移動の禁止を強化する必要を指摘しています。
パンダ 繁殖 難しい なぜ?
飼育下ではパンダ本来の本能が目覚めにくい 飼育下のパンダは、母親の繁殖能力を回復させるために5ヶ月ほどで断乳させ、子供と母親と引き離してしまいます。 そのためパンダ本来の本能が十分に目覚めず、成熟しても意欲が湧かなかったり、繁殖の方法がわからなかったりするのだそう。
パンダ どんな性格?
パンダの性格-おとなしくで恥ずかしがり ジャイアントパンダはとてもおとなしい気質で人間と初めて会った時には恥ずかしそうに頭を下げ、前足で顔を隠しています。 めったに人間や他の動物を襲うことはありません。 たいていの場合は逃げて隠れていまします。 しかしパンダにとって子どもは特別で生まれたときは触れることができません。