野生では、タケの葉だけではなくタケノコや若芽も食べますし、ときにはは虫類などの小動物を捕まえて食べたという記録もあります。 上野動物園でかつて飼育していたときの例では、トウモロコシ粉を蒸かして作った団子やミルクがゆやリンゴ・カキなどの果実、サツマイモ、ニンジンなどもタケの補助食として与えていました。
パンダの好きな食べ物は何ですか?
パンダの食物の99%は竹ですが、ほかにたまには動物の死体や植物も食べるのです。 パンダの食用竹は12属で、60何種類もあります。 人工飼育パンダの主食は低い山での竹で、補食は穀類で加工された飼料が主です。 特に、竹はパンダの成長と発育、健康な体と正常な繁殖には重要な食べ物です。
パンダ 何が好き?
飼育されているパンダは果物(リンゴが一番好きです)や栄養価の高い「パンダケーキ」、そしてトウモロコシの蒸パンも食べます。 暑い夏には氷の中にリンゴの入ったものを与えられ、それで体を冷やします。 食べ物はきちんと選ばれたもので餌を与える前にはきちんと検査をし、栄養が充分かどうかを確認しています。
なぜパンダは竹を食べるのか?
ジャイアントパンダは、天敵や餌の競争を避けて、中国山岳地帯の奥地を生息の場としました。 そこで冬でも枯れず1年を通し豊富に得ることが出来る食物がタケ・ササだったのです。 ジャイアントパンダは、生存競争を避け、身を守る環境で暮らすために、食べるものは無理をする生活を選んだ動物です。
パンダの餌の量は?
ジャイアントパンダは一日に14時間食事に費やしています。 そして食べる量は12~38kgと体重の約40%の量です。 ジャイアントパンダは栄養価が高い竹の茎や竹の子や葉を好んで食べます。