犬は、脂っぽい汗を出すアポクリン汗腺が全身にあります。 汗は出た瞬間は無臭ですが、皮膚表面の雑菌に分解されて、においが発生します。 また、人間の加齢臭のように、犬も年齢が上がるにつれて体臭が強くなることがあります。 猫は、体臭はほとんどありません。
犬 獣臭 なぜ?
臭いの元は、アポクリン腺です。 人間だと脇の下にある腺ですが、犬だと全身にあります。 そのアポクリン腺から分泌される、脂分の多めの分泌物に汚れが付着したり常在菌が混ざり合ったりして、犬の体臭(犬臭さ)になります。
猫 臭い なぜ?
猫のオシッコは老廃物がぎゅっと詰まった濃縮尿で、ニオイも強烈です。 また、ウンチも肉食動物特有のツンとした臭いがします。 トイレは、排泄物の処理を怠ると、強烈なニオイが発生します。 これも、微生物が尿や便を分解し、アンモニアなどの嫌な臭いを発生させることが原因です。
犬はなぜ臭いのか?
犬の体臭の主な原因は、皮脂です。 犬は人間のような水っぽい汗をかかないので、いわゆる「汗臭い」という体臭はありません。 犬の体臭は、皮脂が空気に触れて酸化することで生じます。 皮脂をエサとする菌が繁殖しやすくなる高温多湿の時期は、とくに愛犬の体臭は強くなるでしょう。
犬 獣臭 どこから?
犬には、エクリン腺とアポクリン腺という2つの汗腺があります。 エクリン腺はさらさらしたと汗が分泌されるもので、犬の足裏や鼻先などの一部分のみに存在します。 一方アポクリン腺から分泌される汗は、脂質やタンパク質を多く含み、強烈なにおいを発するのが特徴です。