乾燥を引き起こす原因は肌の「バリア機能低下」にあります。 バリア機能が正常な状態では、肌の水分が保たれているため、アレルゲンなどの侵入や外部刺激から肌は守られています。 しかし、このバリア機能が低下すると肌が乾燥しやすくなり、刺激も受けやすくなるのです。
肌が乾燥したらどうすればいい?
まず、乾燥肌対策で大切なのは、毎日のスキンケアです。 洗顔後や入浴後に、保湿力の高い化粧水や乳液を使ってケアしましょう。 ヒアルロン酸、セラミド、グリセリンなど高保湿とされる成分を含んだ保湿剤を使用するのがおすすめです。
全身 乾燥肌 なぜ?
全身が常にカサカサしたり、洗顔の後、肌がつっぱったりといった不快な症状が出ます。 肌のターンオーバーの乱れ、紫外線、加齢、誤ったスキンケアの影響、洗いすぎによる皮脂の欠乏、乾燥などの刺激によって、皮膚本来のバリア機能が低下し、肌が水分を失った状態です。
乾燥が続くとどうなる?
皮膚の乾燥は“見た目”の変化は認められなくても、バリア機能が低下することで衣類やマスクなどの些細な刺激でヒリヒリ感やかゆみ、痛みなどが生じてしまう、いわゆる“敏感肌”を引き起こすこともあります。 乾燥がひどくなると皮膚がフケのように剥がれ落ちる・ひび割れるといった症状や、皮膚の感染症を引き起こすこともあります。
乾燥肌 何が悪い?
肌が乾燥するとまず、皮膚の生まれ変わりを促す仕組みであるターンオーバーに一時的な不調が起き、未熟な角層細胞がどんどん作られてしまいます。 未熟な角層細胞は、保湿機能やバリア機能が十分に働かないため、肌の乾燥はますます進み、乾燥の悪循環に陥ってしまうのです。