明らかな外傷が無く、慢性的な痛みがあるときは疲労骨折を疑います。 X線(レントゲン)検査を行うことで確定します。 骨折の有無を確認しますが、わからない場合も少なくありません。 そのような場合は3~4週間後に再度X線写真をとるか、MRI検査や骨シンチグラフィーなどの検査をすることもあります。
疲労骨折 どうやったらわかる?
診察を行い、疲労骨折の可能性が高ければエックス線検査やMRI検査を行う。 ただし、エックス線では初期の疲労骨折は判別がつかないケースもあり、間隔をあけて複数回検査する必要がある。 このため、早期に判断する手段としてはMRI検査のほうが有効となる。 また、早期発見の検査としては、骨シンチグラフィーを行うことも考えられる。
疲労骨折 いつから?
疲労骨折はあらゆる年齢で発症しますが、骨や筋力の発育的な問題から、成長期(15,6歳前後)に多くみられると言われています。 また、疲労骨折は女性運動選手の3主徴(骨粗鬆症、無月経、摂食障害の徴候)で生じやすいとも言われています。
疲労骨折 どのくらいでなる?
部位や程度によりますが、一般的に4〜12週間の治療が必要になります。 重症度によってはそれ以上の期間になることもあります。
疲労骨折 何ヶ月?
完治するまでの期間 負傷箇所、程度によって様々です。 安静の後、2~3か月で完治するものから、手術・リハビリなどを経て6か月以上かかる場合もあります。