皮下注射では、つまみあげた皮膚に対して10~30度に針を刺入する。
皮下注射 何センチ刺入?
表皮と真皮は合わせても1.5~4mm程度です。 皮下注射では、この表皮と真皮を超えて、皮下組織内に針先を到達させる必要があります。 穿刺時の刺入角度は約30度程度で実施します。 この角度で針を約12~13mmほど刺入すると、針先は表皮から6mm程度の深さの位置になります。
皮内注射の実施方法で適切なのはどれか?
表皮と真皮の間に刺入する皮内注射では、刺入角度を0度に近くし、皮膚と並行するように刺すことが適切である。
注射針を皮膚に対して45~90度の角度で刺入するのはどれ?
皮下注射は真皮と筋肉の間にある皮下組織に刺入させるため、刺入角度は10~30度である。 筋肉は皮下組織の下にあるため、筋肉内注射は45~90度の角度で刺入する。
皮下注射はどこにするの?
皮下注射は、神経、血管が少なく、皮膚に近いところに骨がない部分なら、全身いずれでも可能ですが、一般的には、①上腕伸側(上腕後側正中線下1/3の部位)、②三角筋前半部、③大腿前外側中央部が選ばれます。