頭痛の発作中は、悪心(吐き気)、嘔吐を伴うことが多く、光、音、においに対して過敏になります。 繰り返し起こり、中等度〜高度の痛みを伴う。 このような特徴の頭痛を、病名では片頭痛と呼びます。
偏頭痛はどういう病気ですか?
片頭痛は、中等度から重度の、脈打つような痛みやズキズキする痛みで、頭の片側または両側に生じます。 身体活動、光、音、匂いなどによって悪化し、吐き気や嘔吐を伴ったり、音、光、匂いに過敏になったりします。 片頭痛は、睡眠不足、天候の変化、空腹、感覚への過度の刺激、ストレス、その他の要因が引き金となって発生します。
頭が一瞬ズキッとする なぜ?
頭が一瞬ズキッとする症状は「後頭神経痛」の可能性が高いです。 後頭神経痛は、左右どちらかの後頭部から頭のてっぺんにかけて、ズキッとした瞬間的な痛みが走り、その後すぐに痛みは消えます。 一瞬痛みを感じた後、頭痛が続かなければ神経痛と考えられます。
偏頭痛 なぜ嘔吐?
血管が拡張すると、ますます周りの三叉神経が刺激されます。 すると血管の周りに無菌性の炎症が生じて、痛みが起きると考えられています。 さらに次々と炎症が引き起こされ、炎症反応が次々に血管を広がっていきます。 この刺激が脳の脳幹といわれる部分にある嘔吐中枢にも広がるため、吐き気や嘔吐の症状が起きるとされています。
偏頭痛 どんな人がなる?
偏頭痛は20代から40代の女性に多く、生理前から整理中に頭痛が起こりがちであるため、女性ホルモンとの関係性も疑われていますが、男性にも起こります。 偏頭痛になりやすいのは、 完璧主義、努力家、神経質な性格の人 に多いと言われています。 また、肉親に同じような頭痛を持つ人が多く、10〜20歳代で発症する人が多いようです。