ピル(経口避妊薬)は、女性の卵巣でつくられる「卵胞ホルモン」と「黄体ホルモン」の2つが主成分。 これら女性ホルモンの作用を利用して、妊娠を防ぐ薬です。 また、女性を悩ます生理を簡単かつ安全に生理予定日をコントロールしたり、症状を軽くしたりできるという、ピルには働く女性にとってたくさんのメリットがあります。
ピル服用していつから中だしがいいのか?
生理初日からピルを飲み始めた場合は、1シート目の1日目から避妊できます。 一方、日曜日スタートのSundayピルの場合は、服用した最初の1週間は避妊効果が得られないことがあるため、必ずコンドームなどほかの避妊方法を併用しましょう。 生理初日のピル服用とは、生理が始まってから24時間以内をいいます。
ピル いつ飲むのがベスト?
低用量ピルは、毎日ほぼ一定の時刻(例えば就寝前など)に1日1錠お飲みください。 飲み忘れを少しでも防ぐために、ご自分の生活リズムにあった決まった時間にお飲みいただくことをお勧めします。 いつでも飲み始めることができますが、「Day1スタート」あるいは「Sunday(サンデー)スタート」という飲み始めの方法があります。
ピルを飲むと生理はどうなるの?
ピルを服用すると、服用期間には生理が来ず、 休薬期間(またはプラセボを服用期間)に生理が来る というサイクルができるため、生理不順が改善されます。 ただし、それでも生理周期が安定しない場合、 病気が原因である可能性 もあるため、心配な場合は医師に相談してください。
低容量ピル なんのため?
低用量ピルは内服することで排卵を抑制するため、 排卵痛が起こらなくなります。 また、子宮内膜の増殖を抑制するため子宮内膜症の治療にも使われており、生理の出血量の減少や生理痛の軽減、消失へつながると考えられています。