風邪の症状がみられた後に咳が出る場合は、一般に急性気管支炎を疑います。 呼吸器症状としては、強い咳(初期には乾いた咳であり、そのあと痰の絡んだような湿性咳嗽となる)、痰があり、子どもでは、もともと気管支が細いことから喘鳴(ぜいめい・息を吐く時に生じるヒューヒューという呼吸音)を伴うことも多くなります。
咳 気管支 何科?
「呼吸器内科」または「アレルギー科」へ 気管支喘息は、基本的に呼吸器内科で診療を行います。 また、気管支喘息はアレルギー疾患のひとつでもあり、アレルギーに関する検査を行うこともあるため、アレルギー科でも診療してもらうことができます。
気管支炎 なにか?
気管支炎とは『気管や気管支が炎症を起こし、咳や痰が続く状態』のことです。 一般的に風邪と言われる上気道炎よりも、より気道の深い部分に炎症が起きているものを気管支炎と診断します。
気管支炎の咳 いつまで?
急性気管支炎による咳は急性の咳と言われ、おおむね3週間以内で自然に治っていきます。 3週間以上続く場合には遷延性の咳と言われ、感染による急性の咳ではなく、感染後の咳と判断されます。
気管支炎のウイルスは?
気管支炎は冬に発生することが最も多く、ほとんどがウイルスによるものです。 ウイルス性気管支炎は、インフルエンザウイルスなどの、いくつかの一般的なウイルスが原因となります。 ウイルス感染症が治った後でも、それによって生じた炎症が残り、数週間ほど症状が続くことがあります。 気管支炎は細菌によって起こることもあります。