死亡地から遺体搬送をして一般的な葬儀を行うよりも、死亡地で先に火葬を済ませておく方が費用面で負担が軽くなるケースがあります。 一般的には亡くなってから数日のうちに通夜、葬儀告別式を行いますが、先に火葬を済ませおくことで遺体の腐敗の心配がありません。
火葬 いつから 歴史?
また、日本書紀には法相宗の開祖である道昭が700年に火葬されたと記されており、これが記録として残っている最初の火葬のようです。 さらに、702年に亡くなった持統天皇は天皇としては最初に火葬されましたが、それ以後天皇にならって一部の僧侶や貴族などの間で火葬が行われるようになりました。
すぐ火葬 なぜ?
・妊娠七ヶ月に満たない死産のとき・感染症での死亡の場合は24時間以内でも火葬・埋葬することが可能です。 死産の場合には蘇生の可能性が低い為です。 また感染症での死亡の場合は感染症の蔓延を防止するため極力早く、火葬をしなければなりません。
告別式と火葬どっちが先?
日本の葬儀では、祭壇の前にご遺体を安置して、お通夜葬儀・告別式を行い、その後に出棺、火葬となるのが一般的な流れと捉えられています。
お骨拾い いつから?
日本で初めて火葬が行われたのは700年(飛鳥時代)だといわれています。 ただ、当時の火葬は特権階級のみが行える埋葬方法だったため、庶民に広がることはありませんでした。 鎌倉時代に入ると火葬が一般庶民にも普及し始めますが、火葬には技術が必要であり技術発展も見られなかったため火葬と土葬の両方が用いられていました。