前駆陣痛はいつから起こる? 前駆陣痛は妊娠36~40週目から症状が現れることが多いですが、早い場合は妊娠8ヶ月目(妊娠28週~32週目)から、遅い場合は出産の数日前や数時間前に症状が出始めます。 夜中から明け方に起きる場合が多く、一睡も眠れないで朝を迎えてしまったという話はよくあります。
前駆陣痛 いつから本陣痛?
出産に向けて、体が準備を始めている証拠です。 痛みの大きさや頻度には個人差があります。 数日~1ヶ月程度で前駆陣痛が続き、本陣痛に変わっていきます。 陣痛から出産まで、初産婦の場合は12~15時間、経産婦の場合は5~7時間程度かかると言われています。
前駆陣痛の症状は?
前駆陣痛は、1回の持続時間は短く痛みもそこまで強くないことが多いです。 もちろん痛みの強さや感じ方には個人差はありますが、弱かったり強かったりと規則性がありません。 おなかの張りや痛みだけではなく、胃の不快感、圧迫感といったかたちの前駆陣痛を感じることもあります。 そのため、初産の方などは気付かないこともあるようです。
前駆陣痛 何秒続く?
分娩初期には陣痛発作は短く弱く(約10~20秒)陣痛間欠は長いが(約10~20分程度)、分娩の進行とともに陣痛発作は次第に長くなり(約30~90秒)陣痛間欠は短くなる(約1~2分)。」 (日本産科婦人科学会「3.分娩の生理・産褥の生理」) 分娩初期の周期で陣痛が確認されたら、病院へ連れて行くタイミングです。
前駆陣痛の頻度は?
10分毎、6分毎、2分毎、8分毎と言うように不規則にやってきます。 規則的で、次の陣痛がいつ来るのかなどの検討がつきます。 出産までに徐々に間隔が短くなり、痛みが強くなっていきます。 痛みが強くなることはありません。