まずは、通院しやすい地域にある病院の「精神科」や「精神神経科」を受診しましょう。 そして、自分は本当に強迫性障害(OCD)なのかどうかを専門医に診断してもらいます。 強迫性障害(OCD)の治療法には、大きく分けて二つの方法、薬物療法と行動療法があり、多くの場合は両方が併用されます。
強迫性障害の受診の目安は?
次のようなサインがあれば、専門の医療機関に相談することを考えてみてください。 手洗いや戸締まり確認に時間をとられる、火の元を確認しに何度も家に戻る結果常に約束に遅れるといった弊害や、日々の強い不安や強迫行為にかけるエネルギーで心身が疲労して健全な日常生活が送りにくくなってきます。
手を何度も洗う 強迫性障害?
強迫性障害は不安障害の一種です。 たとえば、「手が細菌で汚染された」という強い不安にかきたてられて何時間も手を洗い続けたり、肌荒れするほどアルコール消毒をくりかえしたりなど、明らかに「やりすぎ」な行為をともないます。
強迫性障害 子供 何科?
もし、症状に気づいたら心療内科や精神科に受診をして相談をして下さい。 実は、強迫性障害の様に見える症状の中には、うつ病や統合失調症の初期や、他の病気の可能性もあるので、専門的な診断や検査が必要なのです。 家族の方や身近な人は、患者さんの”つらい症状”を理解してあげてください。
強迫性障害 どういう人がなる?
「強迫性障害」は真面目で几帳面、細かいことにこだわるという性格の人に比較的多くみられます。 発症のきっかけには、男性の場合、学業不振や進学、過労など、女性は異性関係、結婚、妊娠、出産、育児の悩みなどが多くみられます。 「強迫性障害」は、その約3分の1の人がうつ病を伴います。