まずは、通院しやすい地域にある病院の「精神科」や「精神神経科」を受診しましょう。 そして、自分は本当に強迫性障害(OCD)なのかどうかを専門医に診断してもらいます。 強迫性障害(OCD)の治療法には、大きく分けて二つの方法、薬物療法と行動療法があり、多くの場合は両方が併用されます。
強迫性障害どんな人がなりやすい?
「強迫性障害」は真面目で几帳面、細かいことにこだわるという性格の人に比較的多くみられます。 発症のきっかけには、男性の場合、学業不振や進学、過労など、女性は異性関係、結婚、妊娠、出産、育児の悩みなどが多くみられます。
強迫性障害 どうすればいい?
もし、症状に気づいたら心療内科や精神科に受診をして相談をして下さい。 実は、強迫性障害の様に見える症状の中には、うつ病や統合失調症の初期や、他の病気の可能性もあるので、専門的な診断や検査が必要なのです。
戸締りを何度も確認?
戸締まりや火の元を何度も何度もしつこく確認しても安心できなかったり、特定の数字にこだわるあまり生活が不便になったりしている場合は、「強迫性障害」かもしれません。 強迫性障害は不安障害の一種です。
強迫性障害 何人に一人?
全人口のうち強迫性障害にかかっている人は1、2%、50~100人に一人の割合といわれています。 強迫性障害の発症には、性格、生育歴、ストレスや感染症など、多くの要因が関係していますが、原因ははっきりとはわかっていません。 しかし、解明が進んでいる部分もあり、積極的に治療に取り組めば治る病気です。