痛みを伴ったおしりからの出血、切れ痔 「おしりから血が出た」と訴える症状の次に多いのは、切れ痔による出血です。 一番多いおしりの出血はいぼ痔ですが、いぼ痔とは出血の状況が全く違い、切れ痔の場合の出血量はごくわずかで、紙に付く程度のものがほとんどです。
切れ痔 出血 いつ止まる?
痔からの出血は、多くは坐薬、軟こう、服薬などによって、あるいは何も用いなくても4、5日たつと、自然に減ってくるか止まるのが普通です。
切れ痔 傷口 どのくらい?
度々切れている裂肛では、2~4週間を要します。 大きな潰瘍となったり、周りに粘膜や皮膚のふくらみ(肛門ポリープやみはりいぼ)ができてくると、さらに治りにくくなります。 一度治った傷は丈夫な状態になるのにさらに1か月ぐらいかかり、その間に傷に負担がかかるとまた切れてしまいます。
切れ痔 どのくらい?
手術の必要はありません。 坐薬や軟膏による治療や便通管理などの生活療法によって、通常は7日間位で治癒します。
切れ痔はどのくらいで治るか?
急性裂肛は浅いので、殆どの場合、お薬(軟膏や飲み薬)で治ります。 裂肛が慢性になると、周囲が硬く隆起して皮垂や肛門ポリープができます。 慢性化しているので、お薬で治る可能性はかなり低くなります。 2-3か月ほどお薬を使って、改善しなければ、手術を考慮します。