寝過ぎてしまうと副交感神経が優位な状態が長く続くこととなります。 副交感神経は心身をリラックスさせる働きがありますが、本来起きなければいけない時間に優位になるとだるさや倦怠感、眠気が生じるようになります。 寝過ぎたことで副交感神経が過度に優位になることで、目が覚めてもだるさを感じてしまいます。
寝過ぎて体がだるい なぜ?
寝ているときは脳がリラックスして緊張がゆるみ、脳の血管が拡がるとのこと。 拡がった血管が近くの神経などを刺激するため、頭痛が起こると言われております。 また、寝すぎて疲れるのは、血行不良によるものや、長時間同じ姿勢でいたために肩や背中の筋肉がコリ、疲れやダルさを感じるようです。
なぜ寝過ぎてしまうのか?
睡眠不足 必要なだけの睡眠時間を確保できず「睡眠負債」が溜まっていくと、過眠を引き起こす可能性があります。 睡眠負債とは、自分にとって必要な睡眠時間が確保できておらず、慢性的な睡眠不足になっている状態のことです。 平日に眠れない分、休日に長く眠る方もいるかもしれませんが、睡眠負債は「寝だめ」しても解消されません。
寝すぎるとどうなるか?
寝すぎは心臓の健康に悪い。 米国最大の死因とされる心疾患の確率は、1日8時間以上寝ることで34%も高くなる。 また、女性は男性よりも睡眠時間が長い傾向にあるため、心疾患を発症するリスクが高い。 数々の研究結果が示すように、寝不足の人は体重が多い傾向にある。
睡眠取りすぎの病気は?
過眠とは、睡眠障害の一つで本来覚醒していなければならない時間帯に強い眠気が出現し、居眠りをしてしまうような状態、もしくは夜間の睡眠時間が長くなっている状態をいいます。 脳内の覚醒維持機構に何らかの異常があるタイプと、夜間に十分に寝ることができないことによる睡眠不足から起きるタイプとに分けられます。