発達期を過ぎ成人した段階において、知能の発達段階がおよそ3歳程度以下の 人を最重度、発達段階がおよそ3∼5.5歳程度の人を重度、発達段階がおよそ 5.5∼8歳程度の人を中度、発達段階がおよそ8∼11歳程度の人を軽度とみ なしてます。 各々の一般的特徴は、次のとおりです。
知的障害 何歳まで?
知的障害は、先天性またはおおむね発達期(18歳まで)にあらわれる障害のため、初診日がいつであるかにかかわらず「20歳前傷病」として扱われます。 そのため、受診状況等証明書を取得する必要はありません。
軽知的障害 いつわかる?
小学校での学習が始まってから判明することが多いです。 ただし場合によっては、就学前の健診や3歳健診で判明する場合もあります。
知的障害 診断 何歳?
知的障害は幼い頃から兆候がみられることがあります。 しかし、知的障害の診断では成長過程の発達基準との差をみるため、基本的に0歳の頃は判断できません。 子供によって判明する時期は異なりますが、小学生になってからわかる場合が多いです。 もしくは1歳半健診、3歳児健診、5歳児または就学前健診でわかることもあります。
知的障害 中度 何歳?
中等度は精神年齢が8~9歳,知能指数 (IQ ) は 30~50程度のものをいう。 新しい事態への適応は困難で,社会生活で他人の援助を必要とするが,訓練によっては身のまわりの処理が自分でできるようになる。 重度は,成人しても3歳児の知能をこえられないものである。 有病率は学童期で 0.3~0.6%。