食事を摂取した後、急激に血圧が下がる食事性低血圧が傾眠の要因になっていることもあります。 食事性低血圧は、パーキンソン病やアルツハイマー病、脳血管障害、高血圧、糖尿病、高齢などが原因で起こると言われており、降圧薬や利尿薬を服用している方によく見られます。
高齢者の傾眠の原因は?
高齢者は体内に水分を貯めておく機能が弱くなっています。 そのため、脱水症状が若い世代より起きやすくなります。 脱水症状になると脳や全身の機能が低下、傾眠傾向に繋がります。 臓器などに何らかの問題が起きている時も、傾眠傾向がおきやすいものです。
傾眠が続くとどうなる?
傾眠傾向により起こる問題 傾眠傾向が続くと、食欲が低下したり持病が悪化する場合があります。 薬を服用してしても症状が良くならない場合や、傾眠が増えて食欲が低下してしまった場合は医師に相談しましょう。
傾眠のリスクは?
傾眠自体は単にうたた寝しているように見えることから、そのまま放置してしまいがちですが、食事をとらないで脱水症状や栄養不足に陥ったり、運動不足が筋力低下を引き起こしたりするおそれがあり、実際はとても危険です。 「また居眠りしているな」と軽く流してしまわずに、普段から周囲が気にかけてあげることが大切です。