致死量は0.2~0.3グラムとされる。 青酸カリを含む青酸化合物は過去にも殺人事件や脅迫事件で使われ、毒物の代名詞のようになっている。 他方、メッキ加工や冶金、医薬品や農薬の研究など、利用分野は幅広い。 3 мар. 2019 г.
青酸カリを飲むとどうなるの?
青酸カリを飲むと、胃の中で胃酸と反応して青酸ガスが発生、このガスが肺に到達して血液中の鉄分と反応し、各種臓器を細胞内低酸素にして壊死(えし)させることで絶命。 ということは、「なめて即死」はあり得ない。 また青酸カリは反応性が高い物質なので、紙に包んでおいてから飲み物に混ぜても、既に無毒化してるかもしれない。
青酸カリ どんな?
青酸カリはKCNという化学式で表せます。 水に溶けるとK+とCN-になります。 このCN-が消化器から吸収され全身にまわります。 またKCNの水溶液からは青酸(HCN)という気体が発生しますが、この気体はKCNよりも約3倍毒性が強く、肺や皮膚から吸収されます。
青酸カリは何性?
水に溶けやすい(20℃で水100ml に71.5g溶ける)。 水溶液は強アルカリ性である。
青酸カリ なぜ有名?
青酸カリは毒の代名詞ともいえる知名度を誇りますが、なぜ有名なのかはあまり知られていません。 もともと、メッキには青酸法と呼ばれる方法があり、青酸カリが多量に利用されていました。 昔の毒劇物の取扱は杜撰な環境だったので、くすねることは非常に簡単でした。 そこで、誰もが盗んで殺せる、身近な毒となったなわけです。