青酸カリを飲むと、胃の中で胃酸と反応して青酸ガスが発生、このガスが肺に到達して血液中の鉄分と反応し、各種臓器を細胞内低酸素にして壊死（えし）させることで絶命。 ということは、「なめて即死」はあり得ない。 また青酸カリは反応性が高い物質なので、紙に包んでおいてから飲み物に混ぜても、既に無毒化してるかもしれない。 27 дек. 2017 г.
青酸カリを飲んだらどうなる？
青酸カリを飲むとCN-が全身に回ります。 一部は大脳の細胞の機能を停止させます。 その結果、血管運動神経が麻痺して昏睡状態に陥ります。 また量が多くなると呼吸中枢が麻痺するために呼吸が停止します。
青酸カリで死ぬとどうなる？
青酸中毒【せいさんちゅうどく】 シアン化水素またはシアン化ナトリウム，シアン化カリウムなどのシアン化合物による中毒。 組織の呼吸酵素を不活化させることにより短時間（数分ないし数時間）で死に至らしめる。 チアノーゼ，呼吸困難および停止，アーモンド様の口臭などが特徴。 死斑は鮮紅色。
青酸カリを飲むとなぜ死ぬのか？
正式名はシアン化カリウムといい、自然界には存在しない人工物だ。 胃の中で胃酸と反応することで青酸ガスが発生し、このガスが食道を抜けて肺に到達すると、死に至る。 ちなみに致死量は約200ミリグラム。 だから、青酸カリを口に含んで一瞬で死ぬというのはフィクションの中だけのことだ。
青酸カリは何に使うの？
致死量は0.2～0.3グラムとされる。 青酸カリを含む青酸化合物は過去にも殺人事件や脅迫事件で使われ、毒物の代名詞のようになっている。 他方、メッキ加工や冶金、医薬品や農薬の研究など、利用分野は幅広い。
