通常、ウンチをする時に肛門腺が圧迫されて、ウンチと共にこの分泌物が排泄されます。 ところが、生まれつきこの肛門腺が出にくい犬や、下痢などによる炎症が原因で排出する穴がふさがってしまっている犬の場合は、肛門腺液が溜まり続けてしまいますので定期的に絞ってあげることが必要です。
犬 校門線 絞らないとどうなる?
肛門腺を絞らずにいるとだんだんと分泌液が濃くなってきて、臭いがひどくなります。 老化とともに自分で分泌物を外に出す力が衰えてきてしまうため、シニア犬は特に絞ってあげることが重要です。 もう1つのリスクは、肛門嚢炎や肛門腺破裂を引き起こす可能性があることです。 肛門腺は肛門嚢から分泌液を出す役割をしています。
肛門絞りをしないとどうなるか?
分泌物をうまく排出できずにいると、肛門腺にどんどん溜まり続けてしまい、そのまま分泌物が溜まり続けると、肛門腺が炎症を起こしてしまい【肛門腺炎】という状態になります。 また、ここから化膿してしまう可能性があり、さらに悪化するとお尻の皮膚が破けてしまう【肛門腺破裂】になることも。
肛門線 なぜたまる?
肛門腺はイタチやスカンクだけにある訳ではなく、犬や猫にもあるのです。 肛門腺で生産される分泌液は、犬や猫それぞれの個体毎に異なるにおいをしているため、個体を識別するために使われています。 犬や猫同士がお互いのお尻のにおいを嗅ぎ合っているところをみたことがある方もおられるのではないでしょうか。
肛門絞り いつまで?
犬の肛門腺絞りの頻度 目安として2週間〜1カ月に一度は絞ってあげましょう。 肛門腺の溜まりやすさには個体差があります。 お尻の擦り歩きなどをしていたら溜まっているサインの1つです。 絞ることが難しい場合は、トリミングやシャンプーをペットサロンでお願いする時に一緒に頼むのが良いでしょう。