適度に散歩や運動をさせているにもかかわらず、犬が太ってしまう原因として、食事内容が高カロリーである可能性が考えられます。 脂質や糖質の多い食べ物が主体だと太りやすくなります。 例えば、脂肪の多い肉や糖質の多いパンがそれに当たります。 また、犬はカボチャやサツマイモを喜んで食べますが、これらも糖質が比較的多い食べ物です。
犬 太ってるかどうか?
太っているか痩せているかの判断は、体重測定以外に「ボディー・コンディション・スコア(BCS)」という判定方法があり、見た目と触った感触を5段階で判定します。 BCSでのチェックポイントは肋骨と背骨、腰骨です。 理想体重の10%から15%を超えてしまうと肥満と判断されます。
犬 太るとどうなる?
体重増加によって足腰への負担が大きくなった結果、関節やじん帯、椎間板を痛めやすくなることがあります。 太った体へ血液を送る際に、心臓への負担が増えます。 首の周囲に脂肪がつくことによって気道が圧迫され、呼吸がしづらくなることがあります。 呼吸がうまくできないと体温を下げることができず、熱中症にかかりやすくなります。
犬 ダイエット どうやって?
最も簡単なダイエットは「間食しないこと」です。 成犬は、朝夕2度の食事で1日に必要なカロリーを摂取できます。 ですから、朝夕の食事以外、食べ物を与えないようにしましょう。 総合栄養食と書かれたドッグフードを用意し、パッケージに記載されている1日の目安量を食べさせるようにします。
犬 何歳から太る?
1歳過ぎから 成長期が終わる1歳を過ぎたあたりから太りやすくなります。 犬の成長期は小型犬・中型犬だと1歳あたりまで、大型犬だと1歳半~2歳あたりまでだといわれています。 また、成長期に肥満になると、脂肪の数が増えてしまい、それは減らすことができなくなるので太りやすいからだを作ってしまいます。