色を認識する錐体細胞(CONES)によって、人間は青、緑、赤の光の波長を検出することができます。 一方で犬は「青」と「黄色」の2色しか検出できません。 このため、人間と見え方は違いますが、犬もさまざまな色を区別できるのです(SciShow)。 7 февр. 2016 г.
犬といえば何色?
犬が1番認識しやすく、はっきりと見やすい色は「青」です。 続いて「黄」も見やすい色になります。 犬が好きな色というよりは、認識しやすいため「安心感」を持つ色になるのではないかと思います。
犬にはどう見えている?
犬が認識できる色調は、『黄・赤・オレンジ・緑』のグループと『青・紫』のグループです。 残念ながら鮮やかな色としての見えることはなく色褪せた状態で、赤は濃いグレー、黄・オレンジ・緑は黄っぽい色、青・紫は青っぽい色に見え、識別できない色は、すべて黒や白、グレーとなります。
犬が落ち着く色は何色?
犬が落ち着く色は、黄色や青以外のぼんやりと見える色を選ぶのがおすすめです。 犬にとっても視界から得られる刺激が少ないので、落ち着いた空間になります。 例えば犬の寝床などは黄色や青以外のものを使ってみるなど、使う場所にとって分けてみてもいいと思います。
犬どのくらい見えてる?
犬の視力は人間の視力でいうところの0.3未満です。 そのため、2~3m先の物体はハッキリと見えていないようです。 また、犬は遠視気味ともいわれており、70㎝以内と近すぎる物体もぼやけて見えてしまいます。