安静の期間は脱出した椎間板が安定する4〜6週間は必要となります。 また、内科療法では、NSAIDS(非ステロイド系消炎鎮痛剤)またはステロイドの内服やその他薬物、レーザーなどを併用する場合があります。 ただし、口を酸っぱくしてお話ししますが、最も大切なのはケージレストによる安静で、薬物は補助的なものでしかありません。
犬 ヘルニア いつまで?
ヘルニア=1~2ヶ月絶対安静! 1ヶ月も安静にしていたら関節がこわばり筋肉も衰えて歩けなくなってしまいます。 キュティアでは安静にするのは痛みが出てから1週間だけで良いとお話しています。 そこからはゆっくり無理のないペースで歩行できる場合は滑らない場所で動いてもらっています。
ケージレスト いつまで?
安静というのは、お散歩に行かないという程度のものではなく、ケージレストと言って、トイレなどに出す時以外は狭いケージの中でじっとさせておく、かなり積極的な安静が必要です。 安静の期間は脱出した椎間板が安定する4~6週間は必要となります。
犬 ヘルニア ステロイド いつまで?
まず、椎間板ヘルニアの治療としてはステロイドの投与あるいは外科的に手術を行うのだが、どちらにせよ早期の治療が望まれる。 具体的にはステロイド投与は8時間以内、手術は48時間以内(72時間との説も有り)が目安となる。 手術に踏み切る重症度は獣医師の考え方にもよるが、当病院ではⅣ度以上で手術実施の是非を考える。
犬ヘルニア 散歩いつから?
ここで気になるポイントが「安静」というワードです。 足腰に負担を掛けてしまうため、ドッグランに連れて行くなど遠出は絶対に禁物ですが、散歩など軽い運動であってもヘルニアを悪化させてしまう危険性があるため、基本的にヘルニアを発症してから1週間は散歩もすることはできません。