犬の椎間板ヘルニアってどんな病気? 老化、外傷、激しい運動、遺伝などが原因で椎間板が変性して突出し、脊椎の上にある太い神経(脊髄)を圧迫することで起こる病気です。 頚部、胸部、腰部どこにでも発症の可能性があり、痛みや麻痺といった神経症状が生じます。 椎間板は脊椎にかかる圧力を分散する役割があり、非常に重要なものです。
犬 ヘルニア どうする?
椎間板ヘルニアの主な治療法は、外科手術、内科治療(炎症を抑える薬の投与)、安静などです。 症状のグレードや全身状態によって治療方法が選択され、症状の改善を待ちます。 グレード2までは、内科療法に比べて外科療法は数%程度改善率が高い程度です。
犬のヘルニア 何歳?
ハンセン1 型ヘルニアの多くは3-7歳までの間に急性に発症しますが、8歳以上の犬でも珍しくありません。 一方、外傷による場合を除いて2歳未満で椎間板ヘルニアを起こす事は非常に稀です。
犬 ヘルニア どうなる?
椎間板が何らかの原因で逸脱し、脊髄を圧迫している状態が「椎間板ヘルニア」です。 椎間板ヘルニアが起こった場所により症状は異なりますが、肢に麻痺が起こり、場合によっては歩行困難になったり、排泄のコントロールができなくなったりします。
犬 ヘルニア どこ?
犬の椎間板ヘルニアが最も起こりやすい場所は胸椎と背中と首ですが、ペットは言葉を話すことができないため、発見は容易ではありません。 気付くことが遅くなったり、多少の動きの変化も“少し様子を見よう”“治らなければ病院に連れていこう”と、診断が先延ばしになってしまったりしている可能性が大いにあります。