犬の鼻は涙腺や鼻の中にある腺からの分泌液によっていつも湿っていますが、これにはふたつの理由があります。 まず、鼻が湿っていることで空気中の匂いの分子を吸着しやすくし、嗅覚に役立てています。 また、犬は体温調節が苦手なので、体温が上がると分泌液が増え、鼻から熱を逃がして体温を下げる働きもあるのです。
犬の鼻が濡れているのはなぜ?
犬の鼻を濡らしている水分は、涙と汗のような分泌物が混ざり合った成分で、目の表面を保護するために分泌される涙が鼻の奥に流れ、鼻の奥にある外側鼻腺という器官から出ている、人間の汗のような分泌液と混ざり合ったものです。
犬の水っぽい鼻水は?
鼻水の色が透明でさらさらしているなら、生理的な反応による鼻水であることが多いため、少し様子を見ても大丈夫です。 しかし、黄色の鼻水はすでに細菌が体の中で悪さをしている可能性が高いでしょう。 さらに鼻水が赤っぽく、血が混じっている場合は、鼻に傷があるか腫瘍ができているかもしれません。
犬猫 鼻 濡れてる なぜ?
正解は③の「においの粒子をキャッチするため」です。 そこで、猫は鼻腔内部から分泌液を出し、においをキャッチしやすくしています。 においの粒子は乾いているところよりも湿っているところにくっつきやすいため、鼻が濡れた状態であると、においを敏感に察知しやすくなるのです。 ただし、猫の鼻はいつでも湿っているわけではなりません。
犬の鼻水 よだれ?
透明でサラッとした鼻水が出る場合は、緊張しているためというケースが多い。 緊張時には鼻水と一緒によだれが出ていたりするもの。 また、人間が泣くと鼻水が出てくるのと同じ様に、犬も涙の量が多くなると鼻水が多くなる。 いずれにしても、透明でサラッとした状態の鼻水が出ても、すぐにおさまるようならとくに心配はない。