犬の結膜炎の原因 結膜は外部環境と接する器官です。 よって外部からの刺激や病原体との接触が起こりやすく、さまざまな原因により結膜炎になります。 原因としては、感染、アレルギー、物理的な刺激、自己の免疫系の異常により起こる免疫介在性、涙の膜の異常、化学物質や中毒などが挙げられます。
犬の目やにが出るのはなぜ?
犬の目やには、老廃物や目の表面についたホコリなどのゴミが涙や老廃物と共に流れ出て目の周りで固まったものです。 目やにの色が「茶色」「黒色」「グレー」「白色」であれば特に心配はいりませんが、目やにが大量に出ていたり、「黄色」「緑色」の場合は感染症を罹患している可能性が高いです。
結膜炎ってどんな症状?
結膜の充血、目ヤニがたくさん出る、まぶたが腫れる、まぶたの裏側にブツブツができる、目がゴロゴロする、まぶしい、などがおもな症状です。 また、耳の前に触れると痛みを伴うグリグリとした腫れが出ます。 これは、ウイルスと戦う免疫機能を司っているリンパ節の腫れで、ウイルス性結膜炎に特徴的な症状です。
犬 目やに どうする?
そこで、水やぬるま湯で濡らしたコットンやガーゼを用意し、目やにをふやかすようにしてやさしく取り除いてあげましょう。 ゴシゴシこすってしまうと犬の皮膚に炎症が起こったり、目の表面に傷がついたりするおそれがあるため、注意が必要です。
犬 結膜炎 どれくらいで治る?
軽い症状の場合は数日で症状が改善しますが、ひどい場合だと数週間治療に要する場合があります。 感染を起こしているときは目ヤニが多く出ている場合があり、点眼するときは目ヤニを清潔なガーゼなどでふき取り目の周りを清潔にして点眼しましょう。 また、細菌が原因の場合は根本的な原因を治療するための抗生物質が投与されます。