犬の去勢手術とは? 犬の去勢手術とは、オス犬の精巣を摘出してメス犬を妊娠させないようにする手術です。 具体的には、全身麻酔をして陰嚢(いんのう)の少し頭側を切開して、中の精巣だけ切除する手術になります。
去勢手術 どんな?
去勢手術とは、精巣の外科的処置で「睾丸摘出術」を指します。 実際どのような手術かというと、陰嚢(いんのう)の少し頭側を切開し、中の精巣だけを取り出します。 女の子の避妊手術とは異なり、お腹は開かない手術になるため、体に対する負担は避妊手術よりは少ないです。
犬 避妊手術 何ヶ月から?
アメリカ動物病院協会(AAHA)は、一般に子犬の避妊手術は生後4~6か月での実施を推奨しています。 この期間であれば、メスの子犬の生殖器官は完全に発達し終えている一方、妊娠が可能になる発情周期はまだ始まっていません(性成熟前)。
去勢手術のデメリットは?
去勢をすると、性ホルモンの分泌バランスが崩れるために太りやすくなるというデメリットがあります。 去勢後は、適切な食事管理と、筋肉がつけられるような運動を積極的に行うようにしましょう。 個体差がありますが、ホルモンバランスの乱れによって毛づやが悪くなる犬もいます。 毛質や毛色が変化するケースも、まれにあります。
犬 去勢 どこを切る?
去勢の手術は、全身麻酔で行われます。 オスは精巣と精巣上体が納まっている睾丸を摘出します。 包皮と陰嚢の間の正中線の上を1~1.5cmほど切開し、ここから摘出するのです。 手術は1時間前後、日帰りから1泊のスケジュールで行われます。