・ 麻酔や安静に寝ていることは肺容量の減少を まねき、気道を閉塞しやすくします。 また、 麻酔をかけたとき肺に酸素を送る管を口から 入れることで、気管支に刺激を与え、痰が溜 まりやすくなります。 痰はさらに細かな気管 支を詰まらせ、肺が縮んだ状態に陥る可能性 があります。
術後 なぜ痰が増える?
手術後は麻酔の影響や傷の痛みで呼吸が浅くなり、痰がたまりやすくなりま す。 痰がたまると肺炎の原因となるため、きちんと痰を出す必要があります。 深呼吸を数回行い、息を吐く時に手で創部を押さえ、小さな咳を数回して最後 に大きな咳をすると痰を出しやすくなります。
全身麻酔 咳 いつまで?
麻酔の副作用、合併症と予防法 気管挿管(気管の中に管を通す)に伴う合併症として声帯の炎症等に伴う嗄声(声がかすれる)や声が出しにくい、さらに手術後に咳や喀痰が出やすいなどが一般的です。 ただし、これらは普通、,手術後2~3日でおさまります。
全身麻酔 喉 イガイガ いつまで?
全身麻酔のあと起こりえること ① のどの痛み:呼吸用チューブの刺激により、のどの痛み(風邪をひいたと きのイガイガした感じ)が生じることがあります。 通常、2〜3 日で自然に 回復します。
全身麻酔 めまい いつまで?
仰向けで寝ていれば症状が無いにもかかわらず、起き上がると激しい頭痛や吐き気、めまいが起こります。 この症状は手術後2~3日目にピークを迎えます。 回復するには一週間以上を要することも珍しくありません。 患者さんがいやな手術経験を持っている場合は、ほとんどが脊椎麻酔です。