全身麻酔は手術時間に合わせて麻酔薬を調節しますので、通常は手術終了後まもなく麻酔から目が覚めます。 個人差が大きく、概ね2分~20分くらいで覚醒することが多いです。 全身状態の悪い場合、肝臓や腎臓の機能がかなり低下している場合、脳血管に問題のある場合は、麻酔の覚めに時間がかかることもあります。
全身麻酔 副作用 いつまで続く?
全身麻酔のあと起こりえること ① のどの痛み:呼吸用チューブの刺激により、のどの痛み(風邪をひいたと きのイガイガした感じ)が生じることがあります。 通常、2〜3 日で自然に 回復します。
全身麻酔の術後眠気は?
全身麻酔の場合、使用した麻酔薬や鎮痛剤の影響で完全に眠気が無くなるまで時間がかかる場合がありますが、心配はいりません。 意識がはっきりしたら、深呼吸をしたり手足の運動を行なうようにしましょう。 局所麻酔の場合、下半身が痺れていることがありますが、自然に戻ります。
腰椎麻酔 副作用 いつまで?
脊髄くも膜下麻酔では硬膜に針を入れますが、脳脊髄液がこの穴から漏れ、脳圧が低下し、激しい頭痛が起こることがあります。 発生頻度は約0.5%(170~200人に1人)程度で、特別な治療をしなくても1週間程度で治まります。
全身麻酔 なぜ眠くなる?
まずマスクで酸素を吸っていただきながら、点滴から眠くなる薬を入れます。 薬が入りますと1分ほどで寝てしまいます。 ただ全身麻酔は通常の睡眠と比べ眠りが深いため、麻酔中は十分な呼吸ができなくなります。 そのため、寝ている間に、口から肺まで呼吸を助けるためのビニール製のチューブを入れます。