全身麻酔に伴う合併症は多数あり、リスクゼロで受けられる麻酔はありません。 . のみ受けるべき医療行為ですが、麻酔科専門医の行う全身麻酔の安全性は高いものです。
全身麻酔 なぜ危険?
軽微ですが頻度の高い全身麻酔後の合併症として、吐き気、嘔吐、頭痛、寒気による震えがあります。 また、全身麻酔では人工呼吸が必要となりますので、口唇、歯牙の損傷、喉の違和感、嗄声も起こりえます。 このような合併症は起こらないに越したことはないのですが、完璧な予防策は無く、研究の途上にあります。
全身麻酔 合併症 なぜ?
全身麻酔は反射を抑制します。 このため、麻酔薬の影響下にある患者さんが嘔吐(あるいは胃内容物が逆流)すれば、吐物が気管から肺に入ってしまうことがあります。 これは、気管内チューブを気管に入れる前、つまり、麻酔がかかる途中でおこりやすい全身麻酔の合併症です。
全身麻酔 暴れる なぜ?
このとき暴れることがありますが、これは深い麻酔への移行時に脳が一時的に興奮するために起こります。 心配する必要はありません。 深い麻酔状態になったら、自然に興奮は治まります。 その後、保護者の方が付き添われているときには、手術室から退室していただきます。
全身麻酔 何秒で?
全身麻酔の場合 というお声がかけられ、点滴から静脈麻酔薬が投与されます(使用する薬剤の関係で、点滴のところに痛みを感じられる場合があります)。 20秒ほどで麻酔状態となり、その後は手術終了まで全くわかりません(意識が無い状態がとなります)。