群発頭痛は目とその周囲、こめかみ、頭の横の部分の激痛を繰り返す頭痛です。 1回の頭痛は1,2時間程度で、数週間から数カ月間続きます。 頭痛発作時に痛む側の目から涙がでたり、目の充血などを伴います。 頭痛が続く期間が終わると頭痛はおこらなくなりますが(寛解期)、半年から数年毎に頭痛の期間(群発期)が来ることも特徴です。
群発頭痛 どんな痛み?
●群発頭痛――片側の目の奥がえぐられるような強烈な痛みが起こる。 年1~2回ほど発症し、頭痛が起こる「群発期」には1回につき1~2時間程度の激しい痛みが1~2カ月間にわたって続くことが多い。
群発頭痛はなぜおこる?
原因は明らかにされていませんが、目のすぐ後ろにある太い血管が拡張し、その周囲に炎症が生じて、神経を刺激するために起こると考えられています。
群発頭痛 どうする?
群発頭痛は、比較的発作の起こる時期が予想しやすい頭痛のため、対処法として最も大事なことは、事前に頭痛の発症を予防することです。 アルコール、喫煙、ニトログリセリン、ヒスタミンなどの物質、薬剤はできるだけ控えるとともに、ベラパミルを内服することで発症を予防しましょう。
群発性頭痛何科にいけばいい?
片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛などの慢性的な頭痛は、頭痛外来・脳神経内科(神経内科)・脳神経外科など頭痛治療を専門に行っている医療機関の治療を受けることでコントロールできます。