熱性けいれんは、6カ月〜5歳ころのお子さんが急な発熱に伴って意識障害、けいれんを引き起こす病気です。 通常38℃以上の発熱時で急激に体温が変化するときに起こり、発熱後24時間以内に起こすことが多いです。
熱性痙攣 何度も起きる?
何度も熱性けいれんを繰り返す場合は、発熱した時に、解熱剤とともに抗けいれん剤(ダイアップ坐薬など)を使って、けいれんを予防した方がよいでしょう。 年齢が上がるにつれて、熱性けいれんは次第におこさなくなっていきます。 次のようなけいれんは、てんかんの発作だったり、後でてんかんが発症する可能性があります。
痙攣 どんな時?
痙攣 けいれん は、全身にみられる場合と、体の一部にみられる場合とがあります。 頭のけが、脳卒中、てんかん、中毒、熱中症や、こどもでは発熱などによって起こることが多く、まれに重い病気が原因のときもあります。
熱性けいれん ダイアップ いつ?
熱性けいれんは、体温が急激に上昇する時に最も起こしやすいので、体温が37.5 度を超えたら、できるだけ早めにダイアップ坐剤を使用しましょう。 5∼10分ほどで、けいれんを抑える効果が現われ、約8時間持続します。 発熱が続くようなら、約8時間後に2本目の坐薬を入れて下さい。 その後は約16時間 効果が続きます。
熱性けいれんの初発は?
単純型熱性けいれん 初発は6ヶ月~4歳、神経学的異常は伴わず、熱性けいれんのほとんどが単純性である。 有病率は、8%(欧米で5%、グァム14%)。 再発は約3分の1。 「てんかん発症の危険因子」を持たない場合、てんかんの発症率は一般と差がない。