「環境」と「からだの状態」が熱中症の2大要因 気温の高い環境にいることで体温を調節する機能が狂ったり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたりすることで起こる、めまいや頭痛、けいれん、意識障害などの症状をまとめて「熱中症」といいます。 熱中症を引き起こす要因には、「環境」によるものと「からだ」によるものがあります。
熱中症ってどんなふうになるの?
熱中症とは、体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かくなったりして、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす病気のこと。
熱中症 どれくらいでなる?
熱中症は暑い環境にいることにより短時間で発症するケースがよく知られています。 しかし、暑い場所にいた当日は体調がよかったとしても体内の水分・塩分を失われたままになってしまうことで、その翌日に症状が出ることもあります。 そのため、暑い環境で大量の汗をかいた場合はしっかりと水分・塩分を補給するようにしましょう。
熱中症になるのはなぜ?
熱中症とは 熱中症とは、体温調節機能の不調により体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れるなどして発症する、筋肉の硬直(つり、こむら返り)、失神、めまいなどの体調不良の総称です。 高温多湿な環境下に長時間いたときやその後の体調不良はすべて熱中症の可能性があります。
熱中症 どうするとなる?
衣服を脱がせたり、きついベルトやネクタイ、下着はゆるめて身体から熱を放散させます。 露出させた皮膚に冷水をかけて、うちわや扇風機などで扇ぐことにより体を冷やします。 氷のうなどがあれば、それを首の両脇、脇の下、大腿の付け根の前面に当てて皮膚のすぐ近くにある太い血管を冷やしましょう。