室内での熱中症は、室内で過ごしている間に室温や湿度の上昇など、環境要因で起こるほか、屋外での活動後に室内で適切に体を冷やすことができず熱中症になる場合や、夜間に冷房を使用しないことで屋外の気温が下がっても室温が上がり、寝ている間に熱中症になる場合もあります。
室内 何度で熱中症?
暑さ指数は、気温・湿度・輻射熱をそれぞれ1:7:2の割合で算出します。 この暑さ指数(WBGT)が28℃以上だと、熱中症の危険が高いです。
家の中で熱中症の症状は?
室内でも発生する熱中症。 めまいやふらつき・体温の上昇・頭痛・嘔吐などの症状が見られ、重症化すると多臓器不全に陥って死に至ることもあります。
熱中症対策の屋内作業は?
また、通気性や透湿性の悪い衣服や保護具を着用して行う作業は、汗をかいても体温を下げる効果が期待できず、熱中症にかかりやすくなります。 屋外では、直射日光や照り返しから防ぐ屋根等を設けましょう。 屋内では、炉などの「発熱体」と労働者の間に熱を遮る遮へい物を設けましょう。
室内熱中症の初期症状は?
熱中症の代表的な初期症状として、めまい(目眩、眩暈)や立ちくらみ、一時的な失神があります。 熱失神とも呼ばれ、炎天下や暑い室内での長時間労働やスポーツなどにより体内に熱がこもり、脳への血流が減ることと、脳そのものの温度が上昇することで引き起こされます。