75~80歳の高齢者に多くみられますが、基本的に遺伝する病気ではありません。 ごくまれに30歳~40歳台の若年で発症することもあり、多くの場合、初期症状として手の震えなどのパーキンソン症状が認められます。
レビー小体型認知症の好発年齢は?
65歳以上の高齢者に多くみられますが、40~50歳代も少なくありません。 また、アルツハイマー病と比較して男性に多い傾向があります(男:女=2:1)。
レビー小体型認知症 何年生きる?
発症からの余命は、ADよりも短期で、長くて約7年と言われています。 末期には、誤嚥から生じる肺炎を繰り返し、また免疫機能の低下による他の感染症に罹患する機会が多くなります。 食事の摂取も困難となり、全身衰弱をきたし、やがて死に至ります。
レビー小体型認知症の初期症状にみられるのはどれか?
レビー小体認知症の初期症状では、うつ症状、嗅覚の低下、便秘、レム睡眠期行動異常です。 レム睡眠期行動異常は、レム睡眠時中に奇声を上げたり暴れたりします。 しかし、初期段階では症状がわかりにくいケースが多いです。
レビー小体 なぜできる?
レビー小体型認知症の原因は、「レビー小体」と呼ばれる異常なたんぱく質が神経細胞内に溜まることです。 レビー小体が神経細胞内に溜まると神経細胞が破壊されてしまい、さまざまな症状を引き起こします。 なお、レビー小体は、パーキンソン病の原因としても知られているものです。