レビー小体型認知症では、見えないものが見えたり(幻視)、認知機能が良い時と悪い時の波がある(認知機能の変動)、歩行など動作の障害(パーキンソン症状)、大声での寝言など睡眠中の行動異常(レム睡眠行動障害)など特徴的な症状があらわれます。
レビー小体型認知症の初期症状は?
最初は便秘や嗅覚の異常、レム睡眠行動障害が現れることが多いとされています。 少し遅れて、立ちくらみ(起立性低血圧)や3徴(認知機能の変動、繰り返し出現する幻視、パーキンソン症状)が出てきます。 その後は幻視や錯視の訴えが徐々に増えていき、幻聴や妄想なども目立つようになっていきます。
レビー小体型認知症の4大症状は?
ほかにも、中核的な症状として「幻視症状」や「レム睡眠期行動異常症」「認知機能の変動」「パーキンソン症状」があります。 そしてこれら4つの症状のうち2つが現れていると、レビー小体型認知症であると判断されます。
レビー小体型認知症進行するとどうなる?
レビー小体型認知症では、パーキンソン症状や幻視、レム睡眠障害、自律神経症状がみられます。 末期状態では、パーキンソン症状や認知機能障害の悪化で常時介護が必要になります。 ちょっとした段差での転倒・転落リスクが高まるため、大変危険です。 さらに、自律神経症状によるふらつき・立ちくらみにも注意が必要です。
Lewy<レビー>小体型認知症の初期にみられる症状はどれか(106回)?
Lewy〈レビー〉小体型認知症の初期にみられる症状はどれか。 物がゆがんで見えたり、見間違える錯視や、小動物や人などの幻視、妄想、パーキンソニズムなどの症状がみられる。